2009年4月11日

シュールストレミング


横浜のうららかな春の午後。



今年最後の桜を皆で鑑賞した後、



酔いが回ってきたころに「シュールストレミング」登場。
主にスウェーデンで食べられている缶詰で、ニシンを塩漬けにして、缶の中で発酵させた漬物の一種。その強烈な臭いから「世界一臭い食べ物」と評されることのある缶詰です。



シュールストレミング開缶者。
液が衣類などに付着すると、しばらくはその臭いが取れなってしまうため、完全防備で挑みます。



発酵により内部で発生したガスによって、缶は膨らんでいます。開封する際にそのガスによって汁が勢いよく飛び出すとのこと。
多くの航空会社では、飛行中の気圧低下により缶が爆発して周辺の荷物に悪臭が染み付く被害を出す恐れがあるとして、航空機内への持込や、空輸を禁止しているそうです。



缶詰に添付されていた注意書き。
細かすぎる注意事項に、だんだん食欲がなくなっていきます。



ついに開缶。
たちこめる悪臭。



缶の底から沸き立つ泡。
もはや食べ物には見えません。



口数が少なくなる勇者たち。



付け合せと一緒に。



いちおう一匹を完食。
ものすごく塩辛く味濃くて臭い塩辛、とでもしておきましょうか。口に運ぶと、舌の上を化学的な刺激がビリビリと走ります。
少しずつだったら、食べられないことはないでしょう。強いお酒が合いそうな気もします。



ハトの口にも合わないようです。



ごちそうさまでした。

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